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ぷろひぃーる
名前 秋山 篤蔵(仮名)
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なんか今度ドラマをやるということなので、読んでみました。井上靖の本はこれが初めてなのですが、よんで一番初めの思ったことは文章が『・・・・・だった。・・・と思った。』みたいにすごい単調な感じの構成になっているということです。なんか悪く言えば、すごいガキっぽい感じの文章なのではないでしょうか??でもはじめはそれにすごい違和感があったのですが、読んでいるうちに結構受け入れることはできました。でもそういう感じの文章だと自分的にはやっぱり文章一つ一つに意味というか、隠れた登場人物の心情表現とかかがない感じがするのです。ふとここで『わざとこうしているのではないか』という考えを思いつきました。単純そうな文章だとやっぱり読んでいてわかりやすいというか、わかった気にはなれます。やっぱり本というのは自分なりに理解できたときが、一番ためになった気がするというか、読解力がついた感じがしましす。村上春樹の本のように『?????』が頭にたくさんでてくるようでは面白いのですがしっくり来ないときがあります。作者が自分の伝えてことをちゃんと読者に伝えるために、こういうタッチで文章を書いているのならすんごい尊敬します。
物語に関してはなんか二つのことが中途半端に絡みすぎてて、最後までどっちが大事なのかがよくわかりませんでした。まあ両方とも大事なのだと思うのでが、途中から主旨が変わってしまったのではないかと思っています。例えていうと話の途中でいきなり主人公が変わってしまった!!って感じです。ちなみに最後にはなんかとってもすばらしいような、とてもすばらしくないような不思議な感じのオチが待っております。結構長い小説なので『なんだこのおち』って思う人か『やられた』ってちゃんと感動というか感嘆してくれる人のどっちかに分かれると思います。 まあどっちかはおたのしみで読むのがいいと思います。 #
by i-like-reading
| 2006-01-21 22:03
| 自分の読んだ本 ~勝手に評論
文庫本で全部で四冊もある長い話です。内容は中国の第二次世界大戦後10年20年ぐらいからは話が始まり、主人公を通して当時の中国の表の世界裏の世界の過酷さがメインであると思います。
この本を読むことによって得られる最大のものは今の日中関係がうまくいってないのがどうしてなのかがわかるのです。日本人とか顔は似ていてもマッタク正反対というか、次元が違ういったほうがいいぐらいのほとんど洗脳に近い中国人の思想について、社会主義国家の闇、日本人との確執などがよくわかるのです。この本を読んでしまうと『もう日本と中国はこれ以上仲がよくならずに、悪くなる一方ではないかと』と思ってしまうぐらい中国の『本質』というのもが見えてきます。 そこでこの本を読むにあたってただ『あ~~かわいそうな主人公だなあ・・』ぐらいの感想で終わってほしくないのです。この本を読みながら、あるいは読んで後でもいいから例えば『小泉首相の靖国神社参拝について』『政冷経熱といわれている日中関係について』『東シナ海のエネルギー問題』などを真剣に考えてもらいたいのです。そして自分の持っている知識だけでもいいから今後の日中関係をどうすればもっとよりよいものになるのかを考えてもらいたいのです。もちろん右翼的な考え左翼的な考えと自分の持っている情だけでだけでは、偏りが出てくると思います。そしたら新聞、雑誌、本などのメディアを通してやはり主観的でなだれもが納得できる客観的な考えというのもにたどりついてほしいのです。 参考に自分の考えを書いときます。 僕は今後中国との関係をよくするためには、まずやはり中国が民主主義に切り替わらなければならないと思っています。中国は日本とは比べられないぐらい、国民に自由がなく、貧富のさもすさまじく激しいのです。また情報も国が管理して今っているで、農民の反乱などの政府にとって都合の悪い情報は隠されてしまっているのです。ようするに言論の自由がないのです。日本がダメだという言われれば、ダメだとしかいえなくて、毛沢東は偉大だと言われれば、偉大だとしかいえないのです。このように国が国民をナショナリズム的に統率してしまってはいつになっても、中国人の日本のイメージは変わらず、また大規模デモが起きるのです。とまだまだ語れますがなんか思想が偏ってるという風に指摘されてはまずいのでこのぐらいにしときます。笑 #
by i-like-reading
| 2005-12-23 18:34
| 自分の読んだ本 ~勝手に評論
とりあえずこの作者が『テロリストのパラソル』を書いた人ということで、読んだのですが~テロリストのパラソルと比べるとレベルが断然低い感じでした。短編集といことで読みやすかったのですが、結構フツウ―な話ばっかで『へーおもしろいねぇ~』ぐらいの感想しかもてないぐらいの
内容でした。 この理由としては話があまりにも一般的すぎることです。起承転結の極みみたいな話ばっかで、『スリル』ってものがまったくなく、また『おち』もほとんどないのです。ただどの話にも最後の三行ぐらいに作者が訴えたいというか、読者に伝えたいことが書いてあるのですが、これがまた結構おくが深くて完全に理解ができないので、言ってしまえば『何がいいたいの?』みたいなことになってしまうのです。たぶん相当読解力のある人が読めばその三行の『味』に気づいて何か得るものがあるかもしれないのですが、たぶんなかなかいないのではないかと思います。 まあとりあえずこの本は、暇つぶしぐらいにはなると思うので、なんかヒマなときにでも読むことをお勧めします。 #
by i-like-reading
| 2005-11-16 23:54
| 自分の読んだ本 ~勝手に評論
前に読んだ『奪取』の作者の真保裕一の本で、話の内容は全然違うのですが、ストーリー性はかなり似たものがありました。
でもこの『連鎖』は『奪取』に比べると劣ってしまうと思います。それはストーリーの転換があまりにも急すぎるということです。悪くいってしまえば『いきなりこうかよ!!』って思ってしまう場面がいくつもありますた。でもそこをあまり気にしないで読めば『意外性のあるストーリー』としてとらえることは全然できると思います。またストーりーに関してところどころ話の最後の『おち』につながるヒントがあったので、最後まで読んだとき『なんでこうなるの??』みたいな疑問を持たずに、『なるほどこうなるとすべてつながる』=『連鎖』という本の題名の意味がわかりました。少し心残りなのはやはり転換がちょっと急で説明が無理矢理!?みたいな感じはありました。 あとこの本のいいところは、話の舞台が『食品衛生の役所』ということで、自分達のは馴染みがほとんどないのに対して、生きていく中で最も重要なことの一つに入る『食』についての話でもあるので、すごい理解しやすかったです。 #
by i-like-reading
| 2005-10-26 21:57
| 自分の読んだ本 ~勝手に評論
重松清の短編集で、すべて『いじめ』についての小説です。しかもその「『いじめ』のひとつひとつが違う種類の『いじめ』がかかれています。でも内容的にもなんか中途半端に現実味のないもの、起承転結がはっきりしていて読んでて退屈になるもの、『あっそ』って言いたくなるもの、などなどはっきりいってあまり面白くなかったです。そういう風に自分が思ってしまった背景には最近『いじめ』というのがあまりテレビなどで話題にならなくなったことや、自分がいたこれまでにすごした場所があまりにも『いじめ』とはかけ離れていたからではないかと思います。
『いじめ』について考えたい人は読んだほうがいいかもしれません。 #
by i-like-reading
| 2005-10-13 22:39
| 自分の読んだ本 ~勝手に評論
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