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山崎豊子の作品で、不思議な財閥の家族がメインの文庫本で三冊もありとても長いのですけれども、あっという間に読めてしまう面白い話です。山崎豊子の本はこれまでに『沈まぬ太陽』『大地の子』を読んだことあるのですが、話はまったく違うのですがこの二作同じようにこの『華麗なる一族』も細かいことや裏事情まで詳細に書かれているので、読んでいてあきません。
『華麗なる一族』はある有名財閥家族の複雑な事情、銀行と大蔵省『今の財務省』、銀行と取引先、銀行と政治家などの関係を中心に話が進み、数々の不正行為、陰謀、場面場面でも登場人物感情がまるで自分がそれを目撃したかのようにリアルに伝わってきて、『銀行とはこんな汚いところであったのか、お金とはそんなに大切なものなのか、人とはこんなに信用できないものなのか、』などいろいろ考えさせられました。一般常識では考えられない世界がこの物語にあるのです。そういう常識はずれの世界がとてもいろんな意味で新鮮なので、すらすらと読めるのでです。 自分はこの本をできれば高校生が読むべきであると思います。大人はある程度この物語の世界を知っていて、感情を持たないと思うのです。そこでまで世間をあまりしらない高校生がこの物語で書かれているような世界を知ることで、あこがれる人もいるだろうし、軽蔑する人もいるだろうし、まただだ第三者的な感情しかもたない人もいるでしょう。でもこの本を読んでそういういまで自分の知らない世界について考えるということが大事なのです。今までとは違った価値観でものを考えるということは、将来自分が生きていく中で必ず糧となるだろうし、まだ視野を広くできます。 別に本にまるまる影響されろっていってるわけではありません。ただなにか自分で考えることが内によりも大切なのです。こういう社会性の強い小説を読むということで何かを考える機会が増えるのではないでしょうか。
家にあったので読んでみました。暴力団と刑事のなんかいつもの熱い話なんだろうなあ~って思っていたらびみょーに違って、今までに読んだことのない刑事系の話でした。というのも主人公の刑事が一般的にな熱血漢のある正義の鏡のような人ではなくて、正義は正義だけどほとんど悪なのではないかぐらいの正義で、警察官ではなかったらきっとただの悪者って感じなのです。とりあえず今までにはない主人公像で、読み手としてはとても面白かったす。話も刑事と暴力団が一緒になって違う組織を倒すっていう主人公同様に話も一風変わっていて、読んでいてぜんぜんあきませんでした。ただ最後のオチのところが予想以上にしょぼくてがっかりしましたが、でもそれまでの話はほんとあっという間に読めるぐらい面白かったです。最近刑事系の話に飽きている人にはぜひお勧めです。きっとこの革命的なストーリーに惹かれると思います。少し調べたところこの『禿鷹の夜』はシリーズ化されているようなので、そのうち違うのも読んでみるつもりです。
熱いくてでも少し悪ぶった感じの本を読みたいという人はほんと読んだらはまるに違いありません。
ただ家にあって、しかも題名がびみょーなところに魅かれて読んでみたのでみました。話自体はとても面白くて、読みやすかったのですがちょっと時代のギャップというのが話の臨場感を損なわせていました。この話の時代はインターネットが普及しはじめたほんと初期であり、まだウィンドウズ95すら出ていない時代なので、当時は最新だったのでしょうが今になっては話にならないぐらい古い言葉や、機能が出てくるのでせっかく作者が一生懸命に調べて書いたであろーことも特に何も感じることなく『そんなん知ってるよ』っていう突っ込みがでてきてしまうぐらいでした。でもきっとこの本が発売された当時に読んだ人は『コンピュータってこんなことができるんだ』って感動や関心を持ったと思います。というのはこの話は今日現在になって認知され、普及していることを先取りして小説にしているのです。きっと自分がその時この本を読んだら、コンピュータというものがこんなにすばらしい可能性をもっているんだっと感動するはずです。
映画化したということで読んでみたのですが、どうも自分は勘違いしていたらしくて、映画のようなストーリ性はなくただ単純に大和について書かれている本でした。具体的には大和のできるまでの話、大和での生活、訓練などの様子がその場面の一人を主人公として書かれています。要するにかく場面ごとに登場人物が変わるので、ほんとたくさんの人が出てきます。しかもひとつひとつがびみょーにつながっていたりし、途中からわけがわからなくなってしまいました。簡単に言えば、短編小説集なのに一話完結型ではなく全部話が相互にコネクトしていて、何回も戻ってこの人はどんな人かを確かめなかればならないのです。話も長いのにこの作業もしなけらばならないので、ほんと読むのに時間がかかりました。でも不思議と読むのをやめようとは思いませんでした。話が細かく書かれているからその分リアリティーがあり、説明文的文章なですが、臨場感もあり読み易いとはいえませんが、楽しめる本です。また細かいことを無視ししても、話の筋というか深いところはよくわからないと思いますが、普通に戦闘のところや、男たちの熱い友情というかそういいうたぐいのものを楽しめると思います。
でもやっぱこの本を読むには多少根気が必要だと思います。やめるんだったらとっととやめて違う本を読んだほうがいいと思います。読むのだったら気合で最後まで読み、大和というものを理解し、それを通して戦争というものについて考えるべきです。僕は戦争を体験していないので、大きなことは言えないのですが、この本に書いてある戦争は生々しいものがあると思うので戦争を理解したい、戦争を考えたい、戦争を知りたい、と思っている人は読むべき本だと思います。
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